サッカー

FIFAワールドカップ2026 |喪失感の正体

やっと睡眠不足から解放される。と同時に、喪失感に苛まれている。今大会の特性アメリカ・カナダ・メキシコの3か国開催。エンタメの国アメリカを中心に、W杯としては異例の大規模開催となった。参加国は48か国、都市は16、試合数は104。史上最大規模...
漫画

テラフォーマーズ|ゴキブリに滅ぼされる未来。

もし火星を人が住める星にするとしたら、最大の障壁は何だと思うか。大気?温度?水?—答えは、ゴキブリだった。作品概要原作・貴家悠、作画・橘賢一による漫画『テラフォーマーズ』。2011年に『ミラクルジャンプ』で連載を開始し、2012年より『週刊...
サッカー

メッシとロナウド|洗練と進化

この2人を同じ時代に見られている。それだけで、サッカーを好きでよかったと思う。概要リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウド。2008年から約10年間、バロンドールを独占し続けた2人は、サッカー史上最も長く、最も激しく比較され続けてきたラ...
映画

殺し屋たちの店|純愛とは銃を持たせること。

叔父の愛は、銃の形をしていた。作品概要2024年配信、ディズニープラスの韓国ドラマ『殺し屋たちの店』。叔父ジンマンが立ち上げた不思議なオンラインショッピングモールを見つけた姪で大学生のジアンが、叔父ジンマンの死後、謎の殺し屋集団に次々と命を...
漫画

NARUTO|外側にいた少年が、輪の中心になった。

誰の輪にも入れなかった少年が、いつの間にか輪の中心にいた。作品概要1999年から2014年まで週刊少年ジャンプで連載された岸本斉史の『NARUTO -ナルト-』。木の葉の里に住む少年・うずまきナルトが、忍として成長していく物語だ。単行本全7...
漫画

スラムダンク|何度読んでも鳥肌が立つ漫画が、一つだけある。

「気づいたらまたスラムダンクのページをめくっていた。」作品概要1990年から1996年まで週刊少年ジャンプで連載された井上雄彦の『スラムダンク』。バスケットボール未経験の不良少年・桜木花道が湘北高校バスケ部に入部し、全国制覇を目指す物語だ。...
漫画

怪獣8号|引き算が生んだ「純粋な少年漫画」としての熱量

不要な駆け引きや伏線はいらない。近年では珍しい純粋な少年漫画。最近、『怪獣8号』を読み終えた。読後の第一印象を一言で表すなら、「潔いまでの王道」だ。昨今のヒット作にありがちな、緻密に張り巡らされた伏線や重厚な世界設定をあえて削ぎ落としたよう...
ボクシング

井上尚弥vs中谷潤人|KOなしで、伝説になった夜。

今でも興奮がおさまらない。「もし、この時代の日本に彼らが同時に存在しなかったら、私たちはこれほどまでに純粋な『技術の極地』を目撃することはできなかっただろう。」2026年5月2日、東京ドーム。32戦全勝の王者と、32戦全勝の挑戦者。積み上げ...
小説

重力ピエロ|「春が、二度降ってきた夜。」

「読み終えると、1ページ目を開いていた。」作品概要2003年に発売された伊坂幸太郎の小説『重力ピエロ』。仙台を舞台に、泉水と春という二人の兄弟が連続放火事件と向き合う物語だ。直木賞候補作にもなり、2009年には映画化もされている。第一文を読...
映画

グランドイリュージョン|騙される快感の、正体。

「エンドロールが流れても、まだ騙されている気がした。」作品概要2013年公開のアメリカ映画『グランドイリュージョン』。4人のマジシャンが謎の組織「ホースメン」を結成し、世界規模のマジックショーを演じながら、銀行強盗を成功させていく。追うのは...